一考
2002年11月16日“自殺について” 一考を述べます。これは、私の意見、ね。
目の前に自殺しようとしている人がいたら何がなんでも助けます。
そして何故、自殺したいか?を一緒に考えます。
結論として自殺しかなかったら、もう止めません。
でも、まだ再考の余地があるなら、そちらに賭けてみませんか?
と、アドバイスしたいと思います。決してそれは、強制ではなく。
自殺志願者に対しての正しい対応は
『相手の言いたいこと、悩みを親身になって聞いてあげること。』
自殺志願者はSOSを出していると私は考えます。
カウンセリング方法としては
相手に話したいだけ話をさせ
(相手にとっては、これが自分の考えをまとめることになる。)
相手の話していることから解決策を引き出すように話を持っていき
その解決策を実行に移すにはどうしたらいいか?を一緒に考える。
これが正しいカウンセリングの方法。
相手を追いつめるのではなく
相手の心の襞に分け入り、本心を引き出してあげる。
ただ、話をきいてもらうだけで落ち着くこともある。
それだけで解決することもある。
自殺したくて自殺するわけでなく
解決方法が自殺しか見つからなくて、自殺を選んでしまう。
そんな人々がいることも知っていて欲しい。
昔・・・助けられなかった人がいた。
その人の事を話したら、弱い人間だから自殺したんでしょ?
と、言われた。。
そうじゃない。その人は、自殺しか選べなかったんだよ。
他の方法を思いつかなかったんだよ(T−T。)
自殺以外の方法があることを知らなくて。
そういう情報が入らない地域で、、誰も頼れなくて、、
独りで思い悩んで、、手首を切って入水自殺をして、、
冬の川はどんなにか冷たかったのだろう。。
死ぬまで、どんなに心細かったのだろう。。
手首を切ったくらいじゃ人間は死ねない。
だから直接の死因は凍死。意識のあるままの凍死。
失血死という発表にはなっているが。。
(手首からの失血だと死ぬまで1時間以上かかります。)
現実から逃げることが出来なくて、
逃げる方法が見つけられなくて
自殺してしまう人がいる事を知って欲しい。
自殺以外にも、現状から抜け出す道はある。それを知って欲しい。
確かに、私も今 苦しんでいる。瀬戸際で。
自分の存在価値を見つけられずに 苦しんでいる。
でも、あがいている、選ぶ前に出来ることがあるはず、と。
いつどうなってしまうかわからない。
それでも、最後まであがき続けるつもりだ。
人に対する気遣いなど、今は希薄だ。
自分のことだけで精一杯。
そんな中でも、選ばずにいられる自分を誇りに思う。
最期には、胸を張って自分を誉めたい。
出来る限り、頑張ったと。出来る限り耐え抜いたと。
お前はやれる限りの努力をしたのだ、と。
結果は こうなってしまったが、それでも良くやった、と。
最後まで誇れる自分でありたい。
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